令和4年度第2回の研修会を11月11日(土曜日)10:00~12:00にWeb開催しました。
テーマは,「2025年度入試(新学習指導要領対応)に向けて何をする?」です。講師は,本多正尚会員(筑波大学教授)と井村誠会員(関西大学入試事務局局長)にご担当頂きました。
セミナーの3日前(11月9日)に,大学入試センターより,「令和7年度共通テストの問題作成の方向性及び試作問題等」が公表されたこともあり,タイムリーなテーマとなりました。研修会では,本多会員より,筑波大学における検討プロセスや制度変更において注目すべき点などの説明があり,井村会員からは関西大学における検討プロセスや私学における入試制度検討のポイントなどの紹介がありました。どちらの発表もアドミッション業務の従事者にとって,有益かつ貴重な情報でした。また,参加者全員で行った総合討論においても専門職協会に相応しい突っ込んだ議論が行われました。入試シーズンであるにもかかわらず,17名の会員が参加し,「それぞれの立場で見方が異なって面白かったです」「こういう情報交換、本音トークが協会の在り方かと思います」「他大学の検討の過程など含めてとても勉強になりました」といったコメントが寄せられるなど,とても有益な研修会となりました。
(文責:西郡大<事業企画部門長>)